SHISHAMOの活動終了報告から早くも1か月近くが経とうとしています。私は意外にも、今までと何も変わらず平常心で生活出来ています。そんな中、京都音博、TOKYO ISLAND、宮古島ロックフェスティバルと3本続けてフェスへ行ってきました。今回は10月16日から3泊4日で行った宮古島旅行について記載します。SHISHAMOが出ないのならフェスには行かない気がするので、自分としても最後の夏?フェスになるかもしれません。人生で初めて救護のお世話になったりはしましたが、総合的には大きなトラブルなく良い旅となりました。
私は元々旅行が好きなわけではないので普段は当日入り・日帰りにしたりと極力泊数を減らすようにしていますが、何故今回は3泊もしたか。10月17日の往路の特典航空券が取れなかったからです。ポイ活で得たポイントを永久不滅ポイントに集約させ、通称“JQみずほルート”でANAマイルへ交換し、そのマイルで特典航空券を予約しています。中部国際空港~宮古空港は1日1便ですが直行便が運航しています。特典航空券の空席状況はわりと日々変動するので毎日チェックしていましたが、フェス前日の17日が空席あり表示になっている瞬間は一度も見ることが出来ず、16日なら空きがありました。3泊になるので最初は迷いましたが、14時台到着の便なので搭乗日は移動でほとんど潰れてしまいます。せっかく行くなら1日観光してもいいかな、ということで16日の便を確保、ホテルも3泊で予約しました。
まず、今回の旅の何よりの反省点は…フェス会場付近のホテルを取らなかったことです。フェス会場付近というよりは市街地のホテルを取らなかった、といったところでしょうか。
宿泊したホテルは『ホテル・トリフィート宮古島リゾート』。宮古空港の近くです。空港からフェス会場までは車で15分ほど。何故ここを選んだか。今回の宮古島旅行を決めたのはSHISHAMOの活動終了報告の後であり、その時点でフェス会場付近の手頃なホテルはどこも空室なしでした。フェス会場は『ヒルトン沖縄宮古島リゾート』の目の前。周辺にはヒルトンに並ぶほどの高級ホテルが複数あります。1泊ならせっかくの記念に奮発するのもよいですが、1泊5万円を超えるためさすがに3泊は出来ません。かと言って日によってホテルが変わるのは荷物を置きっぱなしに出来ないので面倒。『Mr.KINJO』という名のビジネスホテルは一応空室がありましたが、口コミがとてつもなく悪いようなので却下。ドミトリーの民泊はさすがに嫌だなぁ…ということで選んだ今回のホテル。るるぶのクーポン使って3泊で5万円でしたので決して安くはありませんが、開業してまだ数年の綺麗なホテルでバス・トイレセパレートということが決め手となりました。ホテル自体は良かったのですが、まぁここが不便だった。。空港周辺は観光地はおろか飲食店もコンビニすらありません。ヒルトンは無理でも、絶対にフェス会場から徒歩圏内のホテルにするべきでしたね。。フェスに限らずとも、宮古島へ旅行する際は空港から少し離れた市街地のホテルを取ることをお勧めします。
【1日目】宮古牛を堪能
出発の16日。11時台の便でしたのでお昼は食べずに搭乗。宮古空港へ到着すると、まずはシーサーが出迎えてくれます。

到着後すぐに空港内の沖縄限定のファストフード店『A&W』へ。メニューはこんな感じ。


『エスニックチキンサンド』にスーパーフライコンボを付けました。今ではモスやケンタもセットにすると1000円以上するのでそこまで高額ではない印象。

食べ終わったらホテルへ向かいます。良い天気です。


こちらが『ホテル・トリフィート宮古島リゾート』。空港から徒歩7分ほどといったところでしょうか。

1人なのに無駄にツインのお部屋。

このホテルは屋外プールがあるため入る気満々で水着持参してきたのですが、プールはあるが更衣室が見当たらない。フロントで聞いたら「ありません」とのこと。えっ!?じゃあ着替えどうすんの!?部屋で水着に着替えてから、…ということ??その場合、最低限濡れてもよい羽織れるものとビーサンが必要ですがどちらも持っておらず、さすがに行けないな…ということで断念しました。。更衣室ないプールって…そんなことある…?水着はただの荷物になりました。。
暇になってしまったためしばらく部屋でゆっくり。周辺に飲食店はありませんが、徒歩30分弱の距離にステーキ屋さんがあったので、天気も良いし歩いてみることに。お昼は遅めでしたが、暗くなる前に出発。道中に『あたらす市場』というスーパーや『ニトリ』がありました。


訪れたのは『ステーキハウス ビックリ大将』。

せっかくなら宮古牛を!と思いましたが躊躇する値段のものばかり。唯一、6000円のハンバーグとステーキのセットがあったのでそれにしました。


すぐ横には『ドン・キホーテ』があります。ホテル1階には小さな売店はありましたが、お安く朝食や飲み物を調達するために立ち寄りました。結構規模の大きな店舗です。

帰る頃にはすっかり暗くなっていました。この通りはお店もあり外灯もあるので安心でしたが、右折してからの宮古空港までの直線の道は真っ暗で人など歩いていなかったのでスマホライトで照らしながら歩いてました。距離的には全然歩けましたが、歩くような場所ではなさそうです…。
【2日目】シギラビーチ周辺を観光
パイナガマビーチ周辺はフェス当日に行くことになるので、反対方向のシギラビーチ周辺でランチのお店を事前に探していたところ、お洒落なイタリアンのお店があったので行ってみることに。ホテル最寄りのバス停「西地盛」から11:25発のバスに乗ります。バスは2時間に1本間隔しかありません。

シギラビーチ沿いに位置している観光地『うえのドイツ文化村』はホテルから7.5km。

この観光地を示す名称のバス停がありますが、1つ前の「宮国」で下車。そこから歩いてすぐのレストラン『TAKI』へ。

“沖縄県産鶏肉のレモンクリームパスタ”にランチセットでフォカッチャとジンジャーエールをつけました。程よくガーリックが効いていて美味しかった。量も丁度良かったです。


『うえのドイツ文化村』にもせっかくなので立ち寄ってみました。

とあるブログで“おすすめしないスポット”として取り上げられていましたが、それも納得という感じで…全体的に寂れているといいますか、平日だからかもしれませんが観光地とは思えないほど人気がありませんでした…。
近くに恋人の聖地『ハート岩』があるとのことで、向かってみます。正面から撮影出来るスポットまで行ってみました。



ベンチに座ってみたりもしましたが、暑すぎて早々に退散。このすぐ横にあるホテル『ホテルブリーズベイマリーナ』の1階に併設されているカフェでマンゴージュース飲みながらバスの時間まで涼んでいました。

14:18発のバスでホテルへ戻ります。

ホテルでしばし休憩してから、またバスへ乗ります。この日の夕食は予約していたのでそちらへ向かいます。空港方面に少し歩き、バス停「空港入口」から16:44発のバスで移動。

「サンエー前」で下車。方向としては前日のドンキと同じで、さらにパイナガマビーチやサンセットビーチ寄りになります。予約していた『宮古島しゃぶしゃぶ粋 あぐー豚専門店』へ。

コースも検討しましたが、他の1品料理も食べたかったので席のみの予約にしました。まずはオリオン生。

和・辛の2種類の出汁を用いた『粋鍋』セットを注文。野菜も水餃子もついているとはいえ、5980円なのでそれなりの値段します。

他には島らっきょうの天ぷらとジーマーミ豆腐の揚げ出しを注文。ドリンクおかわりで泡盛『琉球王朝』を炭酸割りで。



帰りのバスを乗り間違え一時は焦りましたが(基本2時間間隔なので近い時間に別のバスがあるとは思わず…)、すぐに降りて次の乗るべきバスに乗れたので無事ホテルまで辿り着けました…。しかも間違えたバスに乗ってしまった時、私しか乗っていなかったので「間違えました」と運転手の方に伝えたところ、料金不要で降ろしてくださりました…優しすぎる…。(何なら1区間減った分少し運賃安くなった)
【3日目】宮古島ロックフェスティバルへ
市街地のホテルを取らなかったことを後悔しましたが、それでも島内を運行するシャトルバスが出るそうなのでいいだろう、と思っていました。しかし、そのシャトルバスはまさかの空港周辺を通らない、ということに気付いたのは今回の旅行出発の直前でした。こうなったら自力で向かうしかありません。唯一開演時間に間に合う時間帯に1本、ヒルトンを通るバスが空港から出ているのでそれに乗ります。余裕を持って8時過ぎにはホテル出発。空港へ向かいます。

8:40発のAルートのバスに乗ります。このループバスはこれまでに乗ってきたバスとは異なり、一律で500円という設定のようです。支払いはタッチ決済は不可で、現金かPayPayのみでした。「ヒルトンホテル前」で下車。

早速入場ゲートへ向かいますが、すでに長蛇の列となっていました。(先頭集団は前日から並んでいるとか…)列最後尾に到着したのが9時半前ぐらい、30分ほど待機して10時から入場開始。


場内はビン・カンに加えペットボトルも持ち込み禁止という謎のルール。いつも通り水筒は持参していましたが、この日は最高気温32℃の真夏日。場内でゴミ捨て禁止にするだけでよい気がしますし、水筒持ってきてない人もいると思うので熱中症に配慮して許可するべきだと思いました。
入場してすぐにトイレを済ませたら、手洗い場が用意されておらず驚きました。出来ればハンドソープも用意してほしいと思っているぐらいなので、手すら洗えないのは気持ち悪すぎる。仕方ないのでそのまま場内へ戻ります。
まだ時間が早いのでステージ前方に行けるかと思いきや、FRUITS ZIPPERのオタクが陣取っていて前列は無理そうでした。今回の客層は、FRUITS ZIPPER >>> エルレ > SHISHAMO、といった感じでしょうか。メンバーカラーのユニフォーム着てる人が多く見られました。私は柵の横に沿う形で待機。
10:40からMCの方と市長の挨拶により開会宣言。“放鳩”という恒例の儀式を行うということで「出演者の皆様も是非!」という声かけによりかりゆし58とSHISHAMOメンバーがステージに登場。1人1羽鳩を手にします。2人とも恐る恐る対応、特に朝子は今にも飛び出しそうな鳩を必死に抱えていました。(動画出ないかなーこれ)
12:40開始のSHISHAMOまで2アーティスト。とにかく日差しが強く、本当に辛かった。。途中体調悪くなりかけましたが何とかSHISHAMOまで持ちこたえました。転換時間15分しかありませんでしたが、いつも通りリハーサルとして3曲披露、タオルも回しました。5分押しで本番。この日のサポートは菜穂さん。遥々宮古島までありがとうございます。ドラムはさすがに運べなかったのか?この日はいつものGretschのセットではありませんでした。
SHISHAMOの途中で体調不良で運ばれた方がいらっしゃいました。私も途中で水筒のお茶が尽き、軽い脱水症状と熱中症になっていたので自力で救護室へ。今まで足を運んできたフェスは100本を超えると思いますが、救護のお世話になったのは初めての体験でした。ただ横になれるだけだと思っていたら、空調効いた部屋で休ませてもらえました。休憩所のノリで利用するのは良くないとは思いますが、少し涼しい所で休むだけでも回復力が全く違うので、もし今後野外フェスで体調悪くなった際は遠慮せず利用しようと思いました。
1時間ほど休んでから場内へ戻りました。さっきまでの猛暑が噓のように雲行きが怪しくなっています。BRAHMANが始まる頃には小雨が降り出し、一時的なゲリラ豪雨もありました。その後は小雨が降っては止み、という繰り返しで雨具を着るまでではないぐらいにはおさまりました。
この頃には体調も完全に復活していたので何か食べようと。会場で宮古島焼きそばを購入。大事を取ってアルコールはやめておきました。その後、かき氷も食べました。


元々最後まで見ていくか迷っていましたが、体調万全ではないということでFRUITS ZIPPERを見終えたら早々にホテルへ戻ります。ヒルトン前からバス乗車。食事を取るため空港まで乗ります。

この時点で18時近くになっていましたが、空港内のレストランはどこも閉まっていました。唯一空いているお店、ということで2回目の『A&W』へ。今回はフィッシュサンドにしました。

空港で飲み物調達しホテルへ。ORANGE RANGE、Da-iCE、エルレの流れは見たかった気持ちもありますが、あと5時間も会場に滞在するのは体力的に絶対無理だったので、良い判断だったかなと思います。健康第一。
終演まで見届ける場合はタクシーに乗るつもりだったので、宮古島にも対応している『DiDi』を事前にインストールして準備していましたが、結果的に使用せず、全行程車なしの路線バス利用で乗り切れました。
【4日目】宮古そばを食して帰路へ
最終日のみ、2200円でホテルの朝食を食べました。




この日は朝から本降りの雨。SHISHAMOは今回前日入りで、宮古島を満喫するため3泊していくとのことでしたが、1日中あいにくの天気となってしまったので果たして楽しめたのでしょうか。宮古そばを食べている写真がししゃモバに上がっていましたが、私も食べました。1日経って体調完全復活ということで昼から飲んでます。

宮古空港の待合室はワンフロアで搭乗口は2つしかありませんが、誰一人出演者を見かけなかったので午前中の便で帰ったか、SHISHAMOのように後泊しているんでしょうか。私は14:50発の便で帰宅。空港着くともう夕食の時間だったので、空港4階のレストランで鶏かつ丼を。

電車の時間まで少し時間があったので、カードラウンジでビール1杯飲んでから帰りました。
2泊はよくありますが、3泊もしたのは2017年のライジングサンの時以来かもしれません。10月ですが、菜穂さんがストーリーで言っていた通り間違いなく今年最高の暑さを更新しました。(暑さというよりは日差しの強さでしょうか)日焼け止め塗っていましたが見事に焼けました。こんなふうに日焼けすることももうないのかなー、…と思うと少し寂しいですが、宮古島に行く機会なんてなかなかないので、今回思い切って遠征して良かったです。まだまだフェスシーズンは続きます。残りのステージ、全てしっかりと目に焼き付けていきます。

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